- 開催日
令和5年1月23日(月)
10時~ - 場所
徳島県立総合福祉センター
5階ホール - 講師
- 島袋(しまぶく)ベティー先生
- アパルナ・マタレ先生
講話『ペルーの文化について 伝統的な料理とダンス』
講師:島袋(しまぶく)ベティー先生
講師プロフィール紹介
- ペルー リマ市生まれ
- 1988年
ペルーに留学されていたご主人(日本人)とご結婚され来日。 - 1992年
ご主人の仕事の都合で徳島に来られる。 - 1992年~現在まで
阿波十郎兵衛座に属する。スペイン語、英語を教え、小学校の英語のサポーターボランティアなどの活躍をされている。
講話内容
ペルーについてプロジェクターでの紹介がありました。
ペルーは南米、アマゾン川流域に位置し、アンデス山脈高地に発達した古代インカの都市マチュピチュやナスカの地上絵、チチカカ湖などが有名な太陽の国です。
ペルー料理
ペルー料理は、スペイン、アフリカ、イタリア、そして中国などの文化の影響を受け、それぞれの良いところを上手に組み合わせています。日系移民がアレンジした「NIKKEI料理」もあり、日本人にも馴染みのある料理もあるかもしれないとのことでした。ニンニク、玉ねぎ、赤唐辛子をよく使うのが特徴です。
代表的な料理として、セビーチェ、ロモ サルタード、ポヨ アラブラサ、アンディクーチョなどの説明をしていただきました。
ペルーの踊り
ペルーの踊り、マリネラは、男女の恋の駆け引きを表現しており、お互いに白いハンカチを持ち華麗に踊ります。ペアダンスの中で女性がリードする世界的にも珍しい特徴があります。女性の誇りや自立心が必要とのことでした。
会話フレーズ
公用語はスペイン語とのことで、いくつかのフレーズを教えていただきました。
Grasias グラシアス・・ありがとうございました
講話『インドについて食文化と民族衣装』
講師:アパルナ・マタレ先生
講師プロフィール紹介
- インド生まれ
- 2006年
来日される - 2007年
現在徳島大学の教授をされているご主人と徳島に来られる。 - 現在は、ヨガを教え、小学校ではインド文化やカレー料理などを教えるなどの活躍をされています。
講話内容
インドについて
- インドの国旗
サフランはヒンドゥー教を表します。緑はイスラム教、白はその2つの宗教の和解とその他の宗教を表します。真ん中の絵は仏教を表すとのことでした。 - インドの言語
ヒンドゥー語と英語がメインに使われています。 - 国のシンボル
花は蓮、鳥は孔雀、果物はマンゴー、動物はトラです。 - カースト制度
ヒンドゥー教における、身分制度のことですが80%がヒンドゥー教であるインドでは、いまだにカースト制度はあるとのことでした。 - サリー
6~9mの一枚の布を体にまきます、働く女性が多くなった今でも、男の人の前や教会に行くときは、頭と胸を隠す必要があるため2mくらいのサリーを携帯されているとのことでした。
- 食について
たくさんのスパイスがあり、北と南とでは、収穫されるものが違うため、食材は違いますが、カレーはどこででも食の中心となっているようです。
ペルーとインドの文化について、お話をいただきましたが、私たちが直接その国を訪れるということは無いかもしれません。しかし、先生がたのお話を聞かせて頂いて、遠い国へ熱い思いを馳せることができたのではないかと思います。
ありがとうございました。
本日の参加者は95名でした。
次回のご案内
- 日時
2月20日(月)
10時~12時 - 会場
徳島県立総合福祉センター
5階ホール - 演題
「日本の文化を遊ぶ」 - 講師
「徳島歴史の会」
主宰 河野 真理先生
※ 皆さんのご参加をお待ちしています。
写真:32期 常陸
記:38期 佐々木