開催日時:令和5年12月11日(月)13:30~
場 所:徳島県立総合福祉センター5階ホール
講 師:城満寺住職 田村航也
講師プロフィール
平成24年 東京大学大学院人文社会系研究科 博士後期課程取得
平成23年より城満寺住職
保護司
人権擁護委員
講話内容
城満寺は海部郡海陽町にある、曹洞宗の禅宗のお寺です。
歴史は非常に古く2回目の元寇(蒙古襲来)から10年後の1291年に
開かれました。曹洞宗のお寺では全国で11番目、四国では一番最初でした。
しかし開山から復興までの歴史がほとんど明らかでない。
これらの謎を明らかにするために2012年「古城満歴史調査会」が発足し、瑩山禅師700回忌(2024年)に向けて始動しています。
御住職のお話の中で興味深かったのは、最初に登場された時に移動着から袖をおろし、一枚の四角い布(袈裟)を身に纏うと、きちんとした僧衣姿の美しいお坊様が現れました。
短い時間ですが坐禅を教えてくださり、普段の見たいものしか見ていない世界から視野を広げて物事を見ることの大切さを学びました。
人は普通、物欲に際限のないことが多いですが、もうこれ以上いらないと際限を知ることも大事なことです。
お礼
分かり易く素晴らしいお話でした。
城満寺は豊かな景観と広さがあり、中世を復元したようなお寺です。
禅を文化として受け入れていきたい。そうすれば自分の世界を変えられるかもしれない
今日は本当にありがとうございました。
(参加者116名)
次回のご案内
日時:令和6年1月22日(月)13:30~15:30
講話:徳島県在住外国人講師による講話
講師:ポルトガル・松尾ドウルシー先生
中国新疆ウイグル自治区・清水マイラ先生
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
写真:32期 常陸 記:40期 小泉 39期 赤澤