講話『源氏物語』

2024.05.07

開催日時:令和6年5月7日(火)13:30~15:30

場  所:徳島県立総合福祉センター 5階

講 師 :河野 真理 先生

≪講師プロフィール≫

   徳島県立城東高等学校

   大谷大学修士課程修了

   徳島県立小松島高等学校(等)講師

   「源氏物語」の会 主宰

   「徳島歴史の会」主宰

   古典を読む会・百人一首の会参加

講話内容

  ー日本の文化を游ぶ

河野先生のお話は、干支の話から始まりました。

今年の干支は「龍」。

龍は蛇を神格化した想像上のものとされています。

当然、水に関係するものや、地名にも多い。

・龍宮城 ・登龍門 ・龍神 ・画龍点睛 ・龍頭蛇尾

〈地名〉

・天龍川・九頭龍川・竜王山・龍野・龍神 などがある。

古より、龍は天皇の象徴(因みに皇后は鳳凰)であり、天皇の即位式の礼服は、真っ赤の生地に龍の文様が施されています。

源氏物語を書いた紫式部の大河ドラマが放送中とあって、今日の会場にも150人余の大勢の人々が来場されていました。

そこで河野先生は「源氏物語」の周辺等を解説して下さいました。

・藤原氏の他氏排斥

・藤原氏の親類間の争い

・藤原氏の兄弟の争いetc

またテレビで描かれているが、あり得ない事?として

中下流であっても姫様は外に出ないし、走ったりしない。など面白くお話しして下さいました。

大体 平安時代に人の名前 例えば「倫子」を、ともこ と呼ぶのか?りんし と呼ぶのか?

それすらも分からないのですから、、、平安時代って!

お礼

本日はお忙しい中有難うございました。あっという間の楽しい時間でした。

〈次回予定〉

・令和6年6月24日(月)13:30~15:30  

 県立総合福祉センター5階

 映画「あちらにいる鬼」を上映します。

たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。本日の参加者は150名でした。

写真:32期 常陸  記:39期 赤澤