- 開催日
令和2年8月20日(木) - 会場
ザ・グランドパレス3Fグランドルーム - 時間
9:50~12:00
ご来賓
- 徳島県知事 全国知事会会長
飯泉 嘉門 様 - とくしま”あい”ランド推進協議会副理事長
手塚 俊明 様 - とくしま“あい”ランド推進協議会常務理事兼事務局長
矢間奈津子 様 - 徳島城博物館 学芸員
小川 裕久 先生
参加者 45名
次第
- 総合司会
友成 副会長 - 開会のことば
松田 副会長 - 会長挨拶
上田雅士会長 - 来賓紹介
友成 副会長 - 講師紹介
小川 副会長 - 記念講演
徳島城博物館 学芸員 小川 裕久 先生 - 県政報告
徳島県知事 全国知事会会長 飯泉 嘉門 様 - 閉会のことば
蔭山 副会長
会長挨拶
新型コロナウイルス感染拡大防止により、戦後初めて阿波踊りのない淋しい徳島のお盆となりました。恒例の「阿波踊り」催行がどれだけ幸せな事であるか「今ある幸せ」を改めて痛感させられ、怪我の功名」ならぬ「コロナの功名」と捉えています。コロナ禍によるさまざまな障害や問題を嘆くのではなく、心の在り様で「コロナの功名」にもなり得ます。
今こそOB会の結束を高め、知恵を出し合いさらに発展させていきましょう!
記念講演
「蜂須賀茂韶と近代の蜂須賀家」
講師 徳島城博物館 学芸員
小川 裕久 先生
- 明治2年 茂韶
版籍奉還。徳島藩知事に任命される - 明治3年 茂韶
庚午事変が勃発 - 明治4年 茂韶
華士族有志の協力、出資による鉄道会社の組織と鉄道敷設につき英国より築議 - 明治8年 茂韶
オックスフォード大学に学ぶ - 明治12年 茂韶
英国より帰国
東京海上保険会社、初代頭取 - 明治23年 茂韶
貴族院議員となる。翌年議長となる - 明治28年 正韶
徳川慶喜の四女筆子と結婚 - 明治29年 茂韶
文部大臣に就任
県政
「未知の世界」の羅針盤たれ!
~「二つの国難」+「新たな国難」克服へ~
徳島県知事 全国知事会会長
飯泉嘉門 様
全国知事会長県・徳島の取り組み
3つの公約
- 大都市部と地方部の連携・融和
過去最高・45都道府県知事がWEB参加
→「都市部と地方部」が連携し、全国でエビデンスを共有した - 政策形成、政策提言機能の強化
大臣への数次にわたる政策提言
→「地方創生臨時交付金」「緊急包括支援交付金」が創設
地方の声が国の政策に具体化された - プレゼンス(存在感)の向上
安倍総理はじめ関係閣僚に直接提言
→国と地方が一層連携し、コロナ時代の新たな日常を取り戻すよう協議する。
新たな国難「新型コロナウイルス感染症」への対応
- 県庁(フリーダイヤル化)・県内6保健所の相談窓口24時間体制
- 国に先駆けて「融資額連動型・給付金」を創設
- 「とくしま応援割」・「デイスカバー徳島」スタート
- 学校空調整備
- 「徳島県GIGAスクール構想」を推進
県立学校全生徒に1人1台タブレット、オンライン授業実施体制を充実。 - 「とくしまコロナお知らせシステム」運用開始
人口減少対策「笑顔とくしま・県民活躍」への挑戦
- WITHコロナ時代を先導する方向性
- 中央省庁の地方移転
「消費者庁新未来創造戦略本部」7月30日開設 - 大企業の地方分散、新しい働き方の実装
全国第一位、サテライトオフィス誘致加速 - 地方大学の魅力向上、定員増
「次世代ひかりトクシマ」の推進 - 新たな創業支援拠点
「徳島イノベーションベース」始動。県内起業家の輩出を目指す。
- 中央省庁の地方移転
- 人生100年時代・「健康寿命」延伸
- 「心と体力づくり」を推進
災害列島対策「安全安心・強靭とくしま」への挑戦
- 「命」と「健康」を守る!医療機関との連携促進
「質の高い医療」の提供・「安心して暮らせる徳島」の実現をめざし医療機関の連携
→PCR検査体制拡充し備える。
→5G遠隔医療の推進(全国初4K高精細動画をリアルタイムで伝送) - 国土強靭化を牽引!「災害列島」から「安全安心列島」へ
数十年に一度の災害が常態化・広域化している浸水対策。
→那賀川は令和2年度築堤完成へ!
飯尾川の加減堰の撤去
吉野川は早明浦ダムに放流設備増築(令和10年完成予定)
吉野川の無堤防地域解消へ着手。
飯泉知事が取り組んでおられる県政を、わかりやすくお話し頂きました。
これらは新聞やテレビなどの報道だけでは十分に理解できていない事に加えて、見逃していることも多く有り、興味深く拝聴いたしました。
全国知事会会長としてご多忙の折、私達OB会の為に時間を割いて県政報告をして頂きました。
おかげをもちまして大変有意義な時間となりました。
有難うございました。
写真:32期 常陸
記:31期 蔭山